いやー、これほど自己チューな人にはお会いしたことないというくらい自己チューな人と面談しました。
言い換えればハードコアな反面教師。
はい、ある応募者と面談しました。
始発時間に六本木で待ち合わせ。
希望する待ち合わせ時間からしてまともとは思ってませんでしたが、想像以上の人でした。
最近六本木なんて行ってなかったので、早朝さんぽのつもりで。笑
年齢は訊きませんでした(契約不成立なので)が四十路くらいで色々な夜職の経験が有るとの本人談。
近ごろは六本木も廃れて、早朝はカフェもファミレスも閉店。
パスタ屋が開いてたのでそこへ入った。
「お好きなものオーダーしてください」とは申し上げたが…
初対面のビジネスミーティング(いちおう面接なんだけどしかも朝っぱら)にいきなりワインとおつまみをオーダー。苦笑
まあ、これくらいは六本木のローカルルールだからしょうがないとして…
驚いたのは年齢訊いたら「女性に歳訊くなんて失礼」と怒られた。苦笑
あら? これって俺が女性をもてなす席? ビジネスの話をしてるんだけど…
ま、しょうがない。とアタマを切り替えて話を続ける。
私はお嬢育ちで高学歴で…という話をひとしきり拝聴。
で、いよいよチャットレディの話題に。
「プロダクションがマージンを取るのはナゼか?」という質問がそもそも社会ズレしてるわけだが…、面接で年齢訊ねるのは失礼で、プロダクションにマージン取るな言うのは失礼とは思わない彼女。苦笑
ノウハウは欲しいわ、金は取れたくないわ、おごっては欲しいわで、「こういうのがお嬢育ちなのか」と不思議な感慨が。
んー、でも、なんでうちに応募したの?と訊いてみればよかった。
これはタフな面接の応酬話法の訓練になるなと思って数時間話して帰ってきました。苦笑
もちろん不可。
この面会で得た教訓…
「今の若い奴はナンチャラ」とか、「ゆとり世代はどーのこーの」とかオッサン世代が愚痴りますが、オバサン世代にもこれほどのエクストリーム級の自己チューが現存するわけで。
年齢で人間性は判断できないと、つくずく思った次第。
「廃れたね」と噂される六本木でもシーラカンス級生き残りの六本木人だった。
あー、やっぱり六本木だー、という締まらない締めです。笑